2024年 12月の星空を撮る
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2024年 2回目のスピカ食 を 撮る
Spica が月の明縁へ潜入 400mm、ISO200、f8、1/100秒、マニュアルWB、Raw 高感度NRはoff、長秒時NRはoff、赤道儀で月平均速度で追尾撮影、金生山 SONY α7RM5 + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS 2024年12月25日03時14分 |
Spica が月の暗縁から出現 400mm、ISO200、f8、1/100秒、マニュアルWB、Raw 高感度NRはoff、長秒時NRはoff、赤道儀で月平均速度で追尾撮影、金生山 SONY α7RM5 + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS 2024年12月25日04時15分 |
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プレセペ星団 (M44) に 火星が接近 かに座の中心の四辺形の中にある散開星団。大きな星団で状態さえ良ければ肉眼でも見えるが、この場所のような街明かりが避けられないところでは望むべくもない 火星は西から東へと順行しながら ふたご座 から かに座 へと移動してきた。今日、12月8日が留に相当するので、これを境に天球上を東から西へと逆行するようになる。2025年1月12日に地球に最接近し、2月24日に留を迎えると火星は西から東へと順行して再び ふたご座 へと戻る 今回は火星とM44の大接近だったが、2025年5月5日には火星がプレセペ星団の中へと侵入する珍しい現象が起きる。春の連休中でもあり、期待して待ちたいが、問題は天候。どうもこのところ天に見放されたようで、心配 上の写真 ひときわ赤く輝く火星に寄り添うようなM44。写真の火星の上にはふたご座のカストルとポルックス。カストルは青白く、ポルックスはやや赤味を帯びている。写真の右端にはこいぬ座の1等星プロキオンが輝く。写真の下方にはししの大鎌、1等星のレグルスが輝く 18時頃から土星食の間はずっと雪交じりの雨が降っていた 赤道儀を立てるどころではなく、三脚にカメラを据えてインターバル撮影の間中傘を差していた。雪雲の間から時々月が顔を出したので、シャッターが切れる瞬間に傘をどけるという無茶苦茶な有様だった ふたご群は満月だから、諦めもつくというものの、冬型の天候にはなすすべもない この夜は月没ころになってようやく雪雲が切れてきたのでM44と火星の接近を撮影した。もやっとした空気は日付が変わっても漂い続けた ---------------------------------------------------- 35mm、ISO400、f2.0、30秒、スターエンハンサー、マニュアルWB、Raw 高感度NRはoff、長秒時NRはoff、赤道儀で恒星追尾撮影、美濃平野部 SONY α7M4 + FE 35mm F1.4 GM 2024年12月08日23時56分 |
プレセペ星団 (M44) に接近する 火星 ---------------------------------------------------- 400mm、ISO3200、f5.6、総露出時間1710秒(15秒×114枚)、マニュアルWB、Raw 高感度NRはoff、長秒時NRはoff、赤道儀で恒星追尾撮影、ダーク減算後加算コンポジット、美濃平野部 SONY α7RM5 + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS 2024年12月02日23時29分 |